utaupy
UTAU周辺のデータ処理を行うPythonのパッケージです。READMEは書いてる途中です。 PythonでUTAUプラグインを作りたい場合は、C# 用の utauPlugin をPythonに移植した pyUtau のほうがいいかもしれません。ビブラートやピッチの扱いが便利そうです。
利用規約
LICENSE ファイルをご覧ください。
処理できるファイル
- .ust (UTAU)
- .txt (UTAU Plugin Script)
- .txt (録音リスト)
- .ini (setParam および UTAU音源原音設定)
- .lab (歌唱データベース用音素ラベル)
- .table (ローマ字かな対応表)
- .svp (Synthesizer V R2)
- .csv (REAPER リージョン・マーカー用)
機能概要
- INI, UST, LAB ファイルのデータをクラスオブジェクトとして扱います。
- INI, UST, LAB ファイルを変換できます。ただし不可逆の処理が多いです。
Methods
utaupy.ust
Ust
UST ファイルを取り扱うためのクラス
load(path)
USTファイルを読み取り、Ust オブジェクトにする。
ustobj = utaupy.ust.load(path)
print(type(ustobj))
# <class 'utaupy.ust.Ust'>
utaupy.otoini
UTAUの原音設定ファイルを扱うモジュール。setParamでの利用を想定。
class utaupy.otoini.OtoIni(collections.UserList)
oto.ini ファイルを扱うためのクラス。
class utaupy.otoini.Oto(collections.UserDict)
oto.ini に含まれる各原音のパラメータを扱うクラス。
utaupy.table
かなローマ字変換表などを扱うモジュール。
utaupy.convert
Ust オブジェクト、OtoIni オブジェクト、Label オブジェクトなどを変換するモジュール。
utaupy.reaper
REAPER (DAW) のリージョン・マーカー用CSVファイルを扱うモジュール。
utaupy.utau
UTAUエディタで行う操作の代替と、UTAU音源の原音値取得などをするモジュール。「パラメータ自動調整」などができる。
utaupy.utauplugin
UTAUプラグインをつくるためのモジュール。utaupy.utauplugin.UtauPlugin クラスは utaupy.ust.Ust を継承し、プラグイン用に最適化した子クラス。
使用例として半音上げプラグインを貼っておきます。
import utaupy
def notenum_plus1(utauplugin):
"""
utauplugin: utaupy.utauplugin.UtauPlugin class object
全てのノートを半音上げる
"""
# 全ノートを取得
notes = utauplugin.notes
# 半音上げ
for note in notes:
note.notenum += 1
if __name__ == '__main__':
# automatically
# read the utau plugin script
# load as utaupy.utauplugin.UtauPlugin class object
# overwrite the utau plugin script
utaupy.utauplugin.run(notenum_plus1)
連絡先
-
Twitter: @oatsu_c
-
GitHub: oatsu-gh