AnimationRecordHelper
TakeRecorderの各機能・設定を外部から呼び出したり、TakeRecorderによる録画結果(LevelSequence)をかんたんにプレビューできるようにすることで、UE5上でのモーションキャプチャ作業をより効率よく進めるために作成したプラグインです。
できること
- TakeRecorderによる録画開始・終了をキー・ボタン入力から行えます。エディタ操作は不要です
- TakeRecorderの録画結果のプレビューをキー・ボタン入力から行えます。エディタ操作は不要です
- VRM4UプラグインによるMocopi対応での利用を前提としたレベルを用意しています
- LiveLinkFaceを使ったフェイシャルキャプチャ
- キー・ボタン入力による指の制御モーション再生
動画
https://twitter.com/pafuhana1213/status/1616454859670319105
https://twitter.com/pafuhana1213/status/1616488062133075969
エンジンバージョン
5.1
事前準備
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ダウンロードしたデータを解凍し、中にあるPluginsフォルダをプロジェクトのルートフォルダ(.uprojectがある階層)に配置
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VRM4UプラグインによるMocopi対応用レベルを開きたい場合はVRM4Uプラグインを使う環境を構築する
https://ruyo.github.io/VRM4U/
TakeRecorder機能を呼び出す部分だけならVRM4Uプラグインの導入は必須ではありませんが、
エラーが出ているノードの削除が必要かもしれません。なので、初心者の方はVRM4Uを導入したほうが混乱は少ないと思います。
基本的なつかいかた
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レベル上のBP_MocopiReceiverをセットアップ BP_MocopiReceiverのReceive IPAddressを自身のPCと同じIPアドレスに設定
BP_MocopiReceiverのIPAddress Listが参考になります
参考:https://ruyo.github.io/VRM4U/08_mocopi/ -
エディタを実行して、Mocopiの動きと連動していることを確認
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1キーを押すとTakeRecorderによる録画開始・停止、
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2キーを押すとPreviewモードに切り替わり、キーボードの↑↓キーでプレビューするTakeを変更
指の動きを切り替えたい
/AnimationRecordHelper/Input/IMC_Defaultを開き、下図の各項目に対して適応したい入力キー・ボタンを設定してください。
設定後、設定したキー・ボタンを入力すると指がチョキ・グーに切り替わります。
参考:https://docs.unrealengine.com/5.0/ja/enhanced-input-in-unreal-engine/
なお、作者はSteamの機能を使うことでSwitch のジョイコンで各種操作をしてます。
Mocopiによるキャプチャと相性がいいのでおすすめです。
参考:https://www.youtube.com/watch?v=MWQwaxQZchI
フェイシャルキャプチャ
LiveLinkFaceを使う環境を整えた後に、レベル上のBP_LiveLinkFaceにあるLive Link Subjectを適切なデバイスに設定してください
https://docs.unrealengine.com/5.0/ja/recording-face-animation-on-ios-device-in-unreal-engine/
https://ruyo.github.io/VRM4U/05_tracking/
さいごに
その他に関しては、/AnimationRecordHelper/Blueprints/EUW_AnimRecordHelperにおける実装をご確認ください。
なにか質問があれば https://twitter.com/pafuhana1213 宛に質問をどうぞ
(多くの人に情報が共有されるようにするため、DMによる質問は基本的に受け付けてません)