mission-dmm-bootcamp-go

TechBowl社MISSION用テンプレートリポジトリ(新卒研修-Go)

Table of Contents

Mission

このMISSIONではDMMのGo新卒研修の演習課題を体験していただきます。

演習課題ではTwitter・Mastodonライクな仮想のサービス、Yatterを実装していきます。

みなさんにはこのMISSIONでYatterのバックエンドAPIを実装していただきます。

Vocabulary

  • status:SNSへの投稿
    • follow:他のアカウントのステータスを購読すること
    • following:あるアカウントがfollowしているアカウント
    • follower:あるアカウントをfollowしているアカウント
  • timeline:時系列順に並んだstatusの集まり
    • public timeline:全アカウントのstatusが集まるtimeline
    • home timeline:followしているアカウントのstatusが集まるtimeline

Development Environment

開発環境をdocker-composeで構築しています。

Requirements

  • Go
  • docker / docker-compose

Start

docker-compose up -d

Shutdown

docker-compose down

Log

# ログの確認
docker-compose logs

# ストリーミング
docker-compose logs -f

# webサーバonly
docker-compose logs web
docker-compose logs -f web

Hot Reload

airによるホットリロードをサポートしており、コードを編集・保存すると自動で反映されます。 読み込まれない場合はdocker-compose restartを実行してください。

Swagger UI

API仕様をSwagger UIで確認できます。

開発環境を立ち上げ、Webブラウザでlocalhost:8081にアクセスしてください。

Test

各API定義の"Try it out"からAPIの動作確認を行うことができます。

Authentication

鍵マークのついたエンドポイントは認証付きエンドポイントです。

AuthenticationというHTTPヘッダにusername ${ユーザー名}を指定する単純な仕様です。

動作確認の際には画面上部の"Authorize"からヘッダの値の設定を行ってください。

DB

マイグレーションツールの用意はありません。

初回起動時にddl/以下にあるSQLファイルが実行されます。 再読み込みの際は.data/mysql/を削除し、DBを初期化してください。

docker-compose down  # 開発環境が稼働中なら止める
rm -rfd .data/mysql  # `.data/mysql/`以下を削除
docker-compose up -d # 再起動

Code

Architecture

.
├── app      ----> application core codes
│   ├── app      ----> collection of dependency injected
│   ├── config   ----> config
│   ├── domain   ----> domain layer, core business logics
│   ├── handler  ----> (interface layer & application layer), request handlers
│   └── dao      ----> (infrastructure layer), implementation of domain/repository
│
└── ddl      ----> DB definition master

app

モジュールの依存関係を整理するパッケージで、DIコンテナを扱います。 今回は簡素なものになっていて、DAOの組み立てとhandlerのDAO(が提供するdomain/repository)への依存の管理のみ行っています。

config

サーバーの設定をまとめたパッケージです。DBやlistenするポートなどの設定を取得するAPIがまとめてあります。

domain

アプリケーションのモデルを扱うdomain層のパッケージです。

domain/object

ドメインに登場するデータ・モノの表現やその振る舞いを記述するパッケージです。 今回は簡単のためDTOの役割も兼ねています。

domain/repository

domain/objectで扱うEntityの永続化に関する処理を抽象化し、インターフェースとして定義するパッケージです。 具体的な実装はdaoパッケージで行います。

handler

HTTPリクエストのハンドラを実装するパッケージです。 リクエストからパラメータを読み取り、エンドポイントに応じた処理を行ってレスポンスを返します。 機能の提供のために必要になる各種処理の実装は別のパッケージに切り分け、handlerは入出力に注力するケースも多いですが、今回は簡単のため統合しています。

dao

domain/repositoryに対する実装を提供するパッケージです。 DBなど外部モジュールへアクセスし、データの保存・取得・更新などの処理を実装します。

Module Dependency

モジュールの依存関係

Library

Utilities

このテンプレートでは実装をサポートするユーティリティ関数を提供しています。

app/handler/request

リクエストの扱いに関するユーティリティをまとめています。 テンプレートにはパスパラメータidの読み取りを補助する関数IDOfを用意しています。

// var r *http.Mux
r.Get("/{id}", func(w http.ResponseWriter, r *http.Request){
  id, err := request.IDOf(r)
  ...
})

app/handler/httperror

エラーレスポンスを返すためのユーティリティをまとめています。

func SomeHandler(w http.ResponseWriter, r *http.Request) {
  ...
  if err != nil {
    httperror.InternalServerError(w, err)
	return
  }
  ...
}

app/handler/auth

認証付きエンドポイントの実装のためのミドルウェア関数を提供しています。 chi.Mux#Usechi.Mux#Withを用いて利用できます。

ミドルウェアを埋め込んだエンドポイントでは*http.RequestからAccountOfでリクエストと紐づくアカウントを取得できます。

// var r *http.Request
account := auth.AccountOf(r)