2022 年の傾向は、事前送付された 2 本の論文に対して聞くというもので、一つ目がマッチングアルゴリズムに関するもの、もう一つが脱炭素に向けたイノベーション論に関するものであった。本年度の 2 本の論文を見ると、article1 が半ば古典化した大規模言語モデルの線形ロス減少と相転移的性能向上に関する論文、article2 が脱炭素のための実証実験プロジェクトへの効果的な施策に関する論文である。
出題傾向は以下の通り。過去の[小論文対策メモ]も参照すると良いかもしれない
- 2021
- II-1. 内容要約、論説(800 字)
- (論説)PageRank が依然として通用する部分と通用しない部分について
- (要約)具体的な PageRank のメカニズムの原理
- (論説)現在の複雑化したインターネット社会においてのインターネット技術との対比
- ⅠⅠI-1. 実験計画(800 字)
- (想定反論)BCG が COVID-19 予防 に効果があるとは科学的に主張できない理由
- (実験計画)さらに、その効果を科学的に立証するた めにはどんな研究や調査が必要か、実施の可能性も含めて
- II-1. 内容要約、論説(800 字)
- 2022
- II-1. 証明問題 - 論文内で述べられているマッチングアルゴリズムについて証明
- II-2. 考えを述べる(400 字) - マッチング理論が SDGs に寄与できる可能性について具体例を一つ挙げて
- ⅠⅠI-1. 理由要約(400 字) - 再 生可能エネルギー発電が限定的な減少,または増加していた理 由について要約
- III-2. 考えを述べる(300 字) -(1)この移行が加速するために必要な要件と(2)その達成へ有効な技術イノベーションに関して,具体例を一つ挙げて理由とともに
2023 年 TMI 小論文試験のまとめ
第 2 問
重要図表
第 3 問
重要な図表