XR16L788は16C550 互換レジスタをもつ8 ポートUARTデバイスです。16C550 から拡張された機能を活用して、多チャンネルのシリアル制御ソフトウェアの負担を軽減することができます。
各ポート独立にジャンパ設定でRS232C/485(422)/TTLレベルを切替できます。※2 485/422の切替はレジスタ設定で行い、485で使用する場合は、送信後自動的に送信ドライバをOFFにすることができます。
XR16L788はチャンネル毎に64バイトTx/RxFIFOがあり、FIFOのトリガレベルを設定して自動的にソフトウェアフロー制御やハードウェアフロー制御(RTS/DTR選択可能)を行うことができます。※3
15kVヒューマンモデルESD保護のデバイスを採用、システムの信頼性を高めます。
HT1070およびArmadillo-9(アットマークテクノ)対応デバイスドライバを提供しています。
※1 TTLレベル出力にはRS485出力を使用します。TTLレベル入力はRS485のプラス側差動入力を使用し、マイナス側差動入力を約1.5Vに固定しています。RS485ドライバ、レシーバを経由せずに直接XR16L788の信号を使用することも可能です。
※2 RS485/422/TTLレベルで使用できる信号は各チャンネルのTXD/RXDのみです。
※3 Linuxデバイスドライバではサポートしていません。