EMUZ80-68030

32bit PERSONAL WORKSTATION

MC68030のDynamic Bus Sizing機能によって「外部8bitバス」で動作します。

MC68EC030

ICソケットの例

電脳伝説さん(@vintagechips)のEMUZ80が出力するZ80 CPU信号をメザニンボードで組み替え、MC68030を動作させることができます。
MC68EC030RP25B8P10とPIC18F47Q43の組み合わせで動作確認しています。

動作確認で使用したMPU
MC68EC030RP25B
MC68EC030RP40B
MC68030RC33C

ソースコードはGazelleさんのEMUZ80用main_cpz.cを元に改変してGPLライセンスに基づいて公開するものです。

https://drive.google.com/drive/folders/1NaIIpzsUY3lptekcrJjwyvWTBNHIjUf1

メザニンボード

https://github.com/satoshiokue/MEZ68030

MEZ68030専用プリント基板 - オレンジピコショップ
https://store.shopping.yahoo.co.jp/orangepicoshop/pico-a-065.html

回路図

https://github.com/satoshiokue/MEZ68030/blob/main/MEZ68030.pdf

ファームウェア

EMUZ80で配布されているフォルダemuz80.X下のmain.cと置き換えて使用してください。
ターゲットのPICを適切に変更してビルドしてください。

アドレスマップ

ROM   0x0000 - 0x3FFF 16Kbytes
RAM   0x8000 - 0x8FFF 4Kbytes (0x9FFF 8Kbytes:PIC18F47Q84,PIC18F47Q83)

UART  0xE000   Data REGISTER
      0xE001   Control REGISTER

PICプログラムの書き込み

EMUZ80技術資料8ページにしたがってPICに適合するemuz80_68030_Qxx.hexファイルを書き込んでください。

またはArduino UNOを用いてPICを書き込みます。
https://github.com/satoshiokue/Arduino-PIC-Programmer

"Enhanced 68k BASIC Version 3.54"が起動します。

68030プログラムの改編

バイナリデータをテキストデータ化してファームウェアの配列rom[]に格納するとMC68030で実行できます。

テキスト変換例

xxd -i -c16 foo.bin > foo.txt

EhBASIC68k for EMU

https://github.com/satoshiokue/EhBASIC68k-EMU
このコードは68030命令キャッシュが無効になっているのでパフォーマンスが約18%低下します。

謝辞

思い入れのあるMPUを動かすことのできるシンプルで美しいEMUZ80を開発された電脳伝説さんに感謝いたします。

このコンセプトに触れたことで手にできなかったX68030への想いをMEZ68030で叶えることができました。

"POWER TO MAKE YOUR DREAM COME TRUE"

参考）EMUZ80

EUMZ80はZ80CPUとPIC18F47Q43のDIP40ピンIC2つで構成されるシンプルなコンピュータです。

電脳伝説 - EMUZ80が完成
https://vintagechips.wordpress.com/2022/03/05/emuz80_reference
EMUZ80専用プリント基板 - オレンジピコショップ
https://store.shopping.yahoo.co.jp/orangepicoshop/pico-a-051.html

参考）phemu6809

comonekoさん(@comoneko)さんがEMUZ80にMC6809を搭載できるようにする変換基板とファームウェアphemu6809を発表されました。

https://github.com/comoneko-nyaa/phemu6809conversionPCB
phemu6809専用プリント基板 - オレンジピコショップ
https://store.shopping.yahoo.co.jp/orangepicoshop/pico-a-056.html

satoshiokue/EMUZ80-68030