JuliaTokyo #2 の導入セッション用資料です。http://juliatokyo.connpass.com/event/8010/
説明には、IJulia notebookを使いました。
公式サイトで、安定版および開発版(Nightly builds)のバイナリが、Windows、Mac OS X、Ubuntu向けに用意されています。
Max OS XのhomebrewやDebianのaptといったパッケージ管理システムに登録されている場合もありますが、バージョンが最新安定版より古い可能性もあるので注意が必要です。
このチュートリアル実施時の最新安定版は、2014年8月に公開された v0.3 です。以前のバージョンと一部互換性のない部分もありますので、ご注意ください。
バイナリを実行すると、標準REPLが起動します。
$ julia # Juliaを起動
_
_ _ _(_)_ | A fresh approach to technical computing
(_) | (_) (_) | Documentation: http://docs.julialang.org
_ _ _| |_ __ _ | Type "help()" for help.
| | | | | | |/ _` | |
| | |_| | | | (_| | | Version 0.3.0 (2014-08-20 20:43 UTC)
_/ |\__'_|_|_|\__'_| | Official http://julialang.org/ release
|__/ | x86_64-apple-darwin13.3.0
julia>
まず、iPythonをインストールする必要があります。色々なPythonのライブラリをまとめてインストールしてくれるAnacondaを使うと便利です。
次に、JuliaのREPLから
Pkg.add("IJulia")
とすると、IJuliaをインストールできます。
エラーの場合は
Pkg.update("IJulia")
や
Pkg.build("IJulia")
を試してみてください。
IJuliaがインストールされると、シェルから
$ ipython notebook --profile julia
と実行するか、JuliaのREPLから
julia> using IJulia
julia> notebook()
とすることでIJulia notebookを起動できます。