ここで紹介しているやりかたは、 Composer を利用できない場合のための方法です。 利便性、メンテナンス性の観点から、 Composer を利用することが強く推奨されます。
Composer を利用する方法は、 WebPayのライブラリ配布ページ で説明しています。
WebPayのライブラリ配布ページ から最新のパッケージ済みの webpay-php ライブラリを取得します。
webpay-php-full.x.y.z.zip
(x.y.z はバージョン番号)というファイルをダウンロードし、解凍してください。
このドキュメント作成時の最新バージョンは webpay-php-fullー2.1.0 です。
あなたのプロジェクトでライブラリを配置している場所に、解凍してできたディレクトリを設置します。 今回はルートディレクトリの直下にしました。
PHP ファイルに、次のように記載することで WebPay ライブラリが使えるようになります。 くわしい使い方については PHP APIドキュメント | WebPay: 開発者向けクレジットカード決済サービス をご覧ください。
require 'webpay-php-full-2.1.0/autoload.php';
use WebPay\WebPay;
PHP 5.4 以降では、PHP コマンドに組み込みの HTTP サーバが付属しています。次のコマンドをルートディレクトリで実行してください。
php -S localhost:8080
ブラウザで http://localhost:8080 を開くとテストの支払い画面が表示されます。
組み込み HTTP サーバはインストール時の設定によっては利用できない事があります。その場合の動作確認の仕方は他の情報を参照してください。
このサンプルコードでは、安全なカード取引を提供するための最低限の方法を示しています。
まず最初に、あなたの WebPay アカウントに割り当てられたAPIキーを設定してください。
ユーザ設定 | WebPay: 開発者向けクレジットカード決済サービス からAPIキーを取得し、 config.sample.php
に設定して、 config.php
という名前で保存します。
ユーザは index.php
を訪問し、支払金額を入力します。通常、この金額はユーザが選択した商品の値段から自動的に算出されます。
「カード情報を入力して支払う」を押すと、 WebPay が提供する Checkout という仕組みで、カード情報入力画面が出てきます。 ユーザが通常のフォームにカード番号などを入力し、あなたのサーバに送信する場合、クレジットカード情報を適切に扱う義務が発生します。 Checkout を利用するとカード番号は直接 WebPay に送信され、あなたのサーバを通過しないので、ユーザが安心して利用できます。 詳細は トークン決済 | WebPay: 開発者向けクレジットカード決済サービス を確認してください。
カード情報を入力しおわると、自動的に charge.php
に Checkout が生成したトークンと金額が送信されます。
charge.php
では WebPay にライブラリを利用してアクセスし、課金をおこないます。
生成に成功すると支払い情報が、失敗するとエラーメッセージが表示されます。