--- recbond ---
これは、recpt1(http://hg.honeyplanet.jp/pt1/) + httpサーバパッチをベースにした Linux用BonDriver録画コマンドです。 今までのソフト資産を生かしつつLinuxだけで完結する環境下での運用を想定しています。
[ビルド] autogen.sh configure [--prefix=/usr/local] [--enable-b25] make make install
[オプション] recpt1のものをそのまま受け継いでいますが"--LNB"と"--device"を廃止、BonDriver指定 "--driver"とスペース指定"--space"を追加しています。 あと「字幕が出ない」と言われてしまうので無効化してありますが"--sid"のストリーム指定子に "epg1seg"(1セグ用EPG)・"caption"(字幕)・"esdata"(データ放送等)が追加されています。 有効化する場合は、"EXTRA_SID=1 make"てな感じでビルド時に環境変数を渡してやってください。
[チャンネル指定] BonDriverチャンネル指定に加えrecpt1で使われている従来のものをそのまま使用できます。 なおBonDriverチャンネル指定方法は、"Bn"(nは0から始まる数字)となります。
全てのチャンネル指定方法を有効にするにはBonDriverのチャンネル定義とrecbond.confを 同期させる必要があります。
WindowsのBonDriverをBonDriverProxy経由で使用する場合は、BonDriverのiniファイルの チャンネル定義をrecbond.confと同期させる必要があります。同梱のrecbond.confを参考にして 変更してください。
[スペース指定] 省略時は、0が設定されます。
[BonDriver指定] フルパス指定の他に短縮指定が行なえます。 またBonDriverチャンネル指定以外で省略された場合は、自動選択されます。
短縮指定と自動選択を利用する場合は、ビルド時に recbond/pt1_dev.hを編集して各BonDriver のファイルパスをフルパスで登録してください。
短縮指定の指定方法は、地デジが"Tn"・BS/CSは"Sn"(nは0から始まる数字)です。
BonDriver_Proxy(クライアント)を利用する場合は、短縮指定時に"P"を頭に付加してください。 自動選択時は、"P"を単独で指定してください。
[備考] ・実録画時間が変動する 録画コマンドで受け取る前にストリームを加工していると実録画時間が変動します。 BonDriver直接利用で-1秒ぐらい、BonDriverProxy経由で±1秒ぐらい変動します。 よって1~2秒長めに時間指示するようにしてください。 ・BonDriverProxy使用時にBonDriver指定を省略した場合は、指定チャンネル受信中チューナー を探査して無ければ空きチューナーを探してチューニングを行います。
[更新履歴] 最新の履歴はGitHubを参照してください。 version 1.1.0 (2016/04/14) ・チャンネル定義をrecbond.confから読み込むように変更
version 1.0.1 (2015/04/04) ・BS難視聴対策チャンネルを整理 ・CSが受信できないバグを修正 ・BonDriver自動選択処理を見直し ・httpサーバーのリクエストコマンド取り込みバッファーのオーバーフロー対策
version 1.0.0 (2015/03/01) ・初版リリース