パスワードのハッシュ化について,実際にプログラムを開発して確認する.
すべて読んで作業を勧めてください.
まず3人グループを作ってください.
原則は3人で1グループですが溢れてしまった人は溢れた人同士でグループを作るか4人グループでも良いものとします.
1人または2人で作業をすることがないようにしてください.
グループが作れなかった方は担当教員まで言いに来てください
いきなりプログラムを入力してもうまくいきません.
作業を進めるにあたり,以下の段階に分けて作業することを意識してください.
1番目:『構想』 プログラミングをする前にどのように課題を完成させるのか考える
2番目:『プログラミング』 構想を元にプログラミングをしていく
3番目:『検証』 プログラミング後システムがしっかりと動作しているか確認し,問題があれば修正を行う
【Google colaboratory上で擬似ログインページを作成する】
注意すること
① 事前学習で学んだ知識を使って作成する.
② salt値は実際使うときはユーザーによって違うが今回は同じ値を使う.
③ パスワードをハッシュ化し、そのハッシュ値とsalt値をあわせた値(6&+salt +ハッシュ値)を保存しておく.
④ 登録したIDとパスワードの一覧が見られるようにする.
⑤ ログインできたかどうかしっかりと表示する.
この注意することを上から順にできるようにしていくと進めやすいです.
登録
ID: 入力欄
Passward: 入力欄
↓ ↓
一覧表示
1832000: abcd
1832999: efgh
↓ ↓
ログイン
ID: 入力欄
Passward: 入力欄
↓ ↓
ログインできましたorログインできませんでした
このように表示できるようにする.
開発言語 | Python
実行環境 | Google Colaboratory
- ハッシュ化の使い方を学習する
- 辞書型の使い方を学習する
- その他Pythonの基本など
- 構想を練る
こちらを開いて,Google Colabolatory上でハッシュ化の使い方を学習します.
こちらを開いて,Google Colabolatory上で辞書型の使い方を学習します.
こちらを開いて,Google Colabolatory上で上記以外のPythonの構文を学習します.
基本的にはここまでの内容で作成できます. これらの説明だけでは足りなかった時の補足こちら
すぐにプログラミングに移るのではなく,まずはここまでで学んだことを元にどのようにして完成させるのかを考える.
新しいノートブックを開いて作業を始めてください.
構想を元にプログラミングを行ってください
細かいエラーの修正や不必要な構文の削除などは次の手順となります.
プログラミング後にエラーの修正と不要な部分を消すなどの作業を行う.
正常に動作しているかの確認一覧
ⅰ:複数のIDとパスワードを登録してもエラーにならないか?
ⅱ:正しく一覧が表示できているか?
ⅲ:登録したID,パスワードで「ログインできました」が表示されるか?
ⅳ:登録してないID,パスワードで「ログインできませんでした」が表示されるか?