「miniArcacon(ミニアケコン)」ポケットに入れて持ち運べるレバーレスのアケコンです。
薄く小さいため持ち運びが容易となっております。
コンパクトながらも実用に耐えうるボタン配置となっております。
ファームウェアはGP2040-CE等を導入することができ、多様なデバイスやプラットフォームでゲームを楽しむことができます。
迷った場合は遊舎工房さんの工具セットを購入すると良いかと思います。
以下の道具も基本的には上述のセットを抜粋したリストとなります。
道具 | 備考 |
---|---|
ハンダごて | おすすめはHAKKO FX-600です。こて台もあると、より作業をスムーズに進められます。 |
ハンダ | こちらなどを使う方が多いようです。 |
ピンセット | 100均などで手に入るものでも充分利用できるかと思います。 |
ニッパー | 100均などで手に入るものでも充分利用できるかと思いますが、1000円程度ものを買っても損では無いかと思います。 |
部品 | 個数 | 備考 |
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miniArcacon基板 | 1 | |
スイッチプレート | 1 | |
ミドルプレート | 1 | |
ボトムプレート | 1 | |
ネジ(M2 8mm) | 8 | |
ナット(M2) | 8 | |
タクタイルスイッチ | 8 | |
ゴム足シール | 6 |
部品 | 個数 | 備考 |
---|---|---|
RP2040-Zero | 1 | |
Kailh Choc v1 スイッチ | 12 | |
0.8u(16mm)狭ピッチキーキャップ | 12 | こちらにて適合するキーキャップの紹介を行っております。 |
USB-C | 1 |
MCU(Micro Controller Unit)とは、アケコンの頭脳部分です。キーの入力をPCやゲーム機に送信します。
miniArcaconでは、「RP2040-Zero」を用います。
基板にRP2040-Zeroを載せます。基板の穴とRP2040-Zeroの穴の位置が揃うように置きます。
位置がズレないようにマスキングテープで固定すると作業がスムーズに進められます。
基板とRP2040-Zeroをハンダ付けします。
RP2040-Zeroの穴ではなく、穴の外の縁をハンダ付けします。
以下の写真のように基板の縁部分と基板がハンダで結合されているようにします。
RP2040-Zeroのハンダ付け部分を全て基板にハンダ付けしたら完了です。
ファームウェアはGP2040-CEを使用します。
こちらからRP2040-Zero用のファームウェアをダウンロードしてください。
RP2040-Zeroに備え付けられたBootボタンを確認してください。
Bootボタンを長押ししたままRP2040-ZeroとPC/ゲーム機をUSBで接続します。
外部ドライブとして「RPI-RP2」が表示されていることを確認します。
このRPI-RP2に先程ダウンロードしたファームウェア(.uf2)をドラッグアンドドロップをします。
こちらのサイトで入力の確認ができます。
ピンセット等を使って、RP2040-Zeroのハンダ付けが正常に行われているかを確認します。
写真と同様に2つの穴を通電させて、入力がされているかを確認します。
タクトスイッチはオプションボタンなどが割り当てられています。
タクトスイッチは基板表側の右奥側に取り付けます。表側にスイッチの上部が来るようにタクトスイッチの足を基板の穴に差し込みます。
各タクトスイッチの足が基板の裏側から出ていることを確認します。
キースイッチを取り付ける際は、スイッチプレートを用います。
スイッチプレートに保護シートが付いている場合は剥がしてください。上手く剥がれない場合は、ピンセットを使う・水で軽く濡らすなどすると剥がしやすくなります。
キースイッチを差したスイッチプレートを基板の表側に載せます。
基板の裏側から、キースイッチの足が穴を通って出ていることを確認します。
以下の画像の赤丸の箇所(キースイッチの足と基板)をハンダ付けします。
全部で12個のキースイッチをハンダ付けします。
スイッチプレートが基板とキースイッチで固定されていることを確認します。
ミドルプレートとボトムプレートに保護シートが貼られている場合は剥がします。
スイッチプレートとミドルプレートとボトムプレートをネジとナットで固定します。
取付箇所はお好みやプレースタイルなどで調整してください。
以下は取り付け例です。
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