TeC Assembler.
Tasmは (TeC7)[https://github.com/tctsigemura/TeC7] のクロス開発用のツール群です. クロスアセンブラ(tasm7)とMac/Unix用のダウンロードプログラム(twrite7,tsend7), Windows用のダウンロードプログラム(Serial)を含んでいます.
- 注意:クロスアセンブラは Java で記述されています. Java の実行環境を予めパソコンにインストールして下さい.
Tasm7 ディレクトリに移動し,次を実行してください.
# make install (FreeBSD)
$ sudo make install (macOS)
不具合がある場合は,Makefileを確認して手作業でお願いします.
Twrite7 ディレクトリに移動し,次を実行してください.
# make install (FreeBSD)
$ sudo make install (macOS)
Tsend7 ディレクトリに移動し,次を実行してください.
# make install (FreeBSD)
$ sudo make install (macOS)
適当なテキストエディタで TeC7 のプログラムを入力します. その際,拡張子を ".t7" にする必要があります. [詳細は(※1)参照]
twrite7 コマンドを使用します. [詳細は(※1)参照]
TeC7を受信状態にしてから tsend7 コマンドを使用します. [詳細は(※1)参照]
(※1)アセンブラの使用方法,アセンブラの文法,ダウンロード方法は, [TeC教科書] (https://github.com/tctsigemura/TecTextBook/) 付録A「TeCクロス開発環境」をご覧ください.
Windows7 での使用を前提にしています.
Tasm7 フォルダの Tasm7.jar を適切なフォルダ [jar_dir] に コピーして下さい.
Serial\Serial.exe を適切なフォルダ [exe_dir] にコピーして下さい.
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メモ帳等でアセンブラソース(xxx.t7)を作成します. アセンブラの文法等は UNIX と共通です. [詳細は(※1)参照]
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コマンドプロンプトから次のようにアセンブラを実行すると,xxx.bin(機械語ファイル)とxxx.lst(アセンブルリストファイル)ができます.
java -jar [jar_dir]¥Tasm7.jar xxx.t7
xxx.bin ファイルをTeC7にダウンロードします.
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TeC7 とパソコンを USB ケーブルで接続します.
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Windows のデバイスマネージャで TeC7(FT232) に相当するシリアルポートの名前を調べます.(例えば COM3)
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Windows のコマンドプロンプトから次のようにダウンロードプログラムを実行します.(com3 の部分は,シリアルケーブルを接続したポートにより変化します.)
[exe_dir]¥serial.exe xxx.bin com3
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TeC7 の PC を E0H にセットし,RUN ボタンを押します. これで, TeC7 の IPL が起動されます. 次に,パソコンの Enter キーを押します.
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TeC7 の RUN ランプが消灯したらダウンロード終了です.