電子国土の標高タイルをOpenlayersで利用できるようにOpenlayersを拡張しました。
http://www.ecoris.co.jp/map/ol_dem/map.html
標高タイルが表示されるのは、今のところデータ提供されているレベル14のみです。
ブラウザでデータ処理をするのでマシンパワーがないと重いかもしれません。
ol_demフォルダをwebサーバーに置いた後に、proxy.cgiに実行権限を与えてCGIが動作するようにする必要があります。(CORS制限のためProxyを有効にする) ローカルでの確認の場合は、js/base.jsの一行目をコメントアウトして、google chromeを起動する際に"--disable-web-security"を付けるとCORS制限が解除され標高タイルを取得できます。(セキュリティが甘くなっているので注意してください。)
以下のクラスを追加しました。UTFGrid.jsを流用したものなので、使い方はだいたい同じです。
- otm/Control/DEM.js
- otm/Tile/DEM.js
TileクラスのDEM.jsで、標高タイルを電子国土のサイトから取得し、標高、傾斜、傾斜方位を算出します。ControlクラスのDEM.jsで算出した値を呼び出します。
また、標高値から陰影起伏画像を作成しタイルとして表示させることもできます。
http://portal.cyberjapan.jp/portalsite/info/dem.html
Openlayersと同じライセンスです。
- キャッシュとかできるといいかも。