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U-16 プログラミングコンテスト競技部門 CHaser の Python ライブラリです.

Primary LanguagePythonMIT LicenseMIT

CHaser client library - Python3


U-16プログラミングコンテストに出場する皆さんにご活用頂ければと思います.

Python3 で動くクライアントのライブラリです.
使用方法は sample.py をご覧ください.

広く使われている C# のライブラリに合わせて,
ゲームが継続しているかどうかの判定情報については,
返さないことになっています.

したがって,返る値の 0 番目から 8 番目の 9 つが,
すべてマップ情報となりますので,ご注意ください.

リポジトリを丸ごとダウンロードするときはこちらから.

U-16プログラミングコンテストに係る参考資料


ダウンロードするのは「クライアント・サーバーセット」.
使うときは,サーバーだけ使えればOK.

U-16プログラミングコンテストについて


2011年に北海道旭川市で始まったプログラミングコンテストは,
釧路市,富良野市,帯広市に広がり本州での地方大会開催も進行しています.

地元の情報技術を学ぶ高校生が大会を支えています.
大会運営,中学生向けプログラミング教室の講師を中心に,
高校生が学校などで学習した知識技術を地域に還元する活動となっています.

もちろん,高校生だけでの運営ではなく,
地域の技術者をはじめとする理解ある大人が支えとなっています.
技術学習の一環として,学校授業で扱っていただければ,
草の根的なプログラミング教室の題材として扱っていただければ,
と思っています.熱意ある皆様のお役に立てれば幸いです.

ワークショップ当日に受けた疑問その他


1. 高校生は最初の1年しか出場権がなく,情報技術科でもないと先につなげられないのでは?

選手として先につなげることを考えたら,工業科でも情報技術科以外は難しいです.
この大会のシステムの面白いところは,大会を支えるのは高校2年生,3年生です.
過去選手として取り組んだか否かに関わらず,小中学生にむけた講義や大会運営を行います.

普通科情報だとしても,地域貢献のひとつの形として取り組んでいくことは,
3年間を見通した指導に重ねても難しくはないかと思います.
自分たちが学んだことを伝えようとする過程で,伝える力が身に付くでしょう.
そうして,技術も身に付いていってプログラミングで楽しめると素晴らしいです.
各学校事情があるかと思いますが,ぜひ取り組んでみてください.

2. Python 以外の言語では取り組めないのか?

socket を扱ってサーバーとやり取りできれば,どんな言語でも可能です.
旭川地区では「C#」「HSP」が,富良野地区では「C#」が,
釧路地区では「Ruby」が主流となっています.
「Python」は今回のワークショップのために書き下ろしました.
もしそれぞれのこだわりで使用したい言語があれば,自作されるとよいでしょう.

元々,このシステムを使って高校生大会を展開した全情研で提供されていたのは,
「Java」「C」の通信ライブラリです.
各地でU-16プロコンに取り組まれている方と連絡が取れさえすれば,
ライブラリを手に入れることも容易かと思います.
(自分に問い合わせを頂ければ,こちらから探すことも可能です.)

3. 高校生が出張講義に来てくれたとして,どこまでやってくれるのか?

本校から派遣する例になりますが,初めて行くところは環境の動作確認から行い,
環境構築,ゲームのルール説明,コーディング練習,課題提供,戦略構築,コーディングを,
数日に分けて行いました.学校事情もあるでしょうから,希望する言語で展開できない場合,
数週間空いてしまう場合など,思い通りにいかないこともあります.

期間が空く場合は,何らかの連絡手段を用意して,疑問解消ができるように工夫します.
凡そ,動作確認と環境構築に1回(約1時間),ルールから課題提供まで1回(約2時間),
その後は,学校さんの希望に沿って,実際の戦略を練りながらコーディングを行っていきます.

旭川は7月の下旬に科学館で合同の講習会を開催しており,
釧路は参加者の希望を以って,学校外での講習も行われているようです.
富良野は月1回のワークショップがあります.
学校への出張以外の形でも実施されていますので,顧問等の問題で難しい場合は,
それぞれの公開講習会に児童生徒を直接参加させていただければ,
話が早いと思います.(保護者の責任下で通わせるということになるかと思います.)