GlyphWikiによる観智院本『類聚名義抄』字形登録確認専用サイト
https://krm-glyphwiki-confirm.netlify.app/で公開しております。
GlyphWikiによる観智院本『類聚名義抄』字形の再現
平安時代漢字字書総合データベース(HDIC)プロジェクトでは、観智院本『類聚名義抄』(以下、名義抄)の全文テキストデータベースを2022年3月に公開した。 名義抄は、平安時代の日本語の重要資料であり、その価値は、多数の和訓を収録し日本語の語彙史の資料となること、和訓と漢字の多くに声点が施され音韻史の資料となること、 漢字には「正」「俗」等の字体注記が豊富で文字史の資料となることにある。名義抄は古写本として伝存するが、その活字翻刻本はいまだ存在しない。 これは、名義抄に難字が極めて多いことによるが、UnicodeとGlyphWikiとを併用すれば、必要な字形を作字することが可能である。 ただ、手書きの漢字を明朝体化するに際して、包摂の範囲を明示的に示す必要がある。 このサイトは、作成した字形の登録と確認のためのものである。
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ライセンス
MIT