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kintone 図書管理システムの棚卸用ツール

Primary LanguagePythonMIT LicenseMIT

hondana-oroshi

kintone 図書管理システムの棚卸用ツール

kintone アプリの仕様

アプリのフォーム仕様

フィールド名 タイプ 説明
レコード番号 RECORD_NUMBER レコード番号
title SINGLE_LINE_TEXT 書籍タイトル
isbn10 SINGLE_LINE_TEXT 10桁ISBN
isbn13 SINGLE_LINE_TEXT 13桁ISBN
exists RADIO_BUTTON "o": 本がある, "x": 本が無い
inventoried CHECK_BOX "済み": 棚卸済

プロセス管理のステータス仕様

ステータス 意味
本棚にあります 本が本棚にある
レンタル中 本が誰かに借りられている
紛失中 紛失している

セットアップ

On Windows:

  1. Python と Git をインストール
    • https://www.python.org/downloads/ から Python 3 系をダウンロードし、インストール(PATH を通す設定にしておくと楽)
    • cmd.exe で py.exe が起動できれば OK
    • https://git-scm.com/ から Git for Windows をダウンロードし、インストール
    • Git Bash がインストールされれば OK
  2. hondana-oroshi と、その依存パッケージをインストール
(Git Bash 上で以下のコマンドを実行)
git clone https://github.com/uchan-nos/hondana-oroshi.git
git clone https://github.com/uchan-nos/pykintone.git
(cmd.exe 上で以下のコマンドを実行。pip3 がインストールされているディレクトリに移動する必要があるかも)
pip3 install pyyaml pytz tzlocal requests
  1. kintone.yml を準備
domain: your-domain
apps:
    hondana:
        id: xxx
	token: yyy
  1. パソコンにバーコードスキャナを接続する
    • 動作確認しているバーコードスキャナは BUSICOM BC-BR900L

使い方

On Windows:

run.bat

で起動したら "Scan barcodes" と言われるので、ISBN バーコードをスキャンする。複数の本を連続でスキャンしてよい。同じ本(ISBN が同じ本)が複数冊ある場合でも、省略せずすべてスキャンすること。

バーコードを一通りスキャンしたらエンターキーで空行を入力する。すると、各バーコードが kintone から検索され、アクションが決定される。

あり得るアクションは次の通り。

アクション名 意味
TakeInventory 「棚卸」フラグにチェックを付ける。もっとも一般的なアクション
RegisterNew kintone 上に、その ISBN を持つ棚卸未済のレコードがないので、新たに登録する
Investigate レコードが不正な状態になっているので要調査。kintone に対しては何もしない
Found 紛失中だった本が見つかったので「棚卸」フラグをチェックしつつ「紛失中」ステータスを更新する
Discard この本は本棚に戻さず、破棄する