ビットトレードワン製 ADRSIR 用をPythonから簡単に使うためのライブラリです。
Raspberry Piに取り付けて、Raspberry Piを学習リモコンにするという、ビットトレードワンの製品です。
http://bit-trade-one.co.jp/product/module/adrsir/
- adrsirlib.py : ライブラリ本体
- ircontrol : ライブラリの使用例。コマンドライン上で簡単な操作を行えます。
2つの関数があるだけです。
- get(no)
指定した番号(0~19)のボタンでADRSIRが記憶している、赤外線データを取り込みます。
結果は16進数の文字列に変換して返します。 - send(ir_str_data) get()で取得した赤外線データの文字列を、ADRSIRに赤外線送信させます。
import adrsirlib as ir
str = ir.get(0) # ボタン0のデータを取り込む
ir.send(str) # そのデータを赤外線送信する
./ircontrol <コマンド> [<オプション>...]
- storeコマンド
ADRSIRから赤外線データを取り込み、ファイルに保存します。
オプションに、ボタン番号とファイル名を、0:filename のようにコロンで区切って指定します。複数指定できます。 例:./ircontrol store 0:power 1:volume_up 2:volume_down
- sendコマンド
保存した赤外線データを、ADRSIRに送信させます。
オプションには、保存したファイル名を指定します。1つだけ指定します。
例:./ircontrol send power
- listコマンド
保存した赤外線データの一覧を表示します。
例:./ircontrol list
Raspberry Pi 1では、adrsirlib.pyを書き換えないと動かないかも?
bus = smbus.SMBus(1)
↓
bus = smbus.SMBus(0)
ビットトレードワンによる以下のブログ記事を参考にしました。
http://bit-trade-one.co.jp/blog/2017121302/
切ったり貼ったり、お好きに使ってください。 いちおうMITライセンスってしておきますが、著作権表記等も一切不要です。