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C2AやWINGSで用いる,テレメトリ・コマンドDBのマスター

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TlmCmd DB

  • C2A を搭載した OBC 以外を含めたすべてのコンポーネント(コンポ)についてのテレメトリ・コマンド(テレコマ)を,統一的に管理するための Database のマスターファイル.
    • これによって,統一的な C2A の自動コード生成や,各コンポ試験時の WINGS 連携が可能となる.
  • これまで Excel マクロブックの単体ファイルであったため,コンフリクトや他 SW との連携がいまいちだった.そこで,以下の点を改修した.
    • データ本体はすべて CSV として保存することで,データはテキスト化(git 管理しやすさの向上)
    • Excel マクロブック(xlsm)は純粋なビュアー,エディターとすることで, xlsm は一般ユーザーは上書き保存しなくていいように(できないように).
  • 一方で,以下の理由より,今後は脱 Excel をしていきたい.
    • Excel に埋め込まれる VBA が git 管理しづらい.
    • Windows 以外で使いづらい.

使い方

Cmd DB

  • DB 読み込み
    • xlsm を開くと自動的に読み込まれる.
    • 手動で読み込む場合は,「Utility」→「CSV 読み込み」
  • DB 編集
    • 通常の Excel 操作.
  • DB 書き出し
    • 「Utility」→「CSV 書き出し」

Tlm DB

  • DB 読み込み
    • xlsm を開くと自動的に読み込まれる.
    • 手動で読み込む場合は,「Check」→「CSV 読み込み」
  • DB 編集
    • 通常の Excel 操作.数式もそのまま保存されるため,使用可能.
  • DB 書き出し
    • 「Check」→「CSV 書き出し」
  • テレメトリシートの追加
    • 適当に csv をコピーしてファイル名を変更したものを同じディレクトリに配置すれば,次回以降自動で読み込まれる.

自動コード生成

その他の注意

  • 「開発」→「Visual Basic」→「ツール」→「参照設定」→「Microsoft HTML Object Library」にチェックを入れる必要があるかもしれない.
  • 古いOffice (Office 2016など) では動かないこともあるらしい.
    • Workbooks.Open がクラッシュすることがある.