警告:このパッケージは実用目的での使用は非推奨です.(La)TeX で1次元配列に相当するデータ構造が必要な場合は expl3 の利用をご検討ください.
TeX on LaTeX 上で配列を扱うための基本的なマクロを提供します.“普通の” プログラミングに近い感覚で簡単な TeX 用マクロを書けるようにすることが最終的な目標です.
LaTeX2e 上で動作します.TeX エンジンには非依存(のはず)です.動作確認は以下の処理系で行っています.
- pdfTeX, Version 3.14159265-2.6-1.40.16 (TeX Live 2015)
- XeTeX, Version 3.14159265-2.6-0.99992 (TeX Live 2015)
- LuaTeX, Version beta-0.80.0 (TeX Live 2015)
- e-pTeX, Version 3.14159265-p3.6-141210-2.6 (utf8.euc) (TeX Live 2015)
- e-upTeX, Version 3.14159265-p3.6-u1.20-141210-2.6 (utf8.uptex) (TeX Live 2015)
当面は簡易マニュアルを参照してください.
- 2015-11-09 v0.1 公開
- 最低限の機能を実装
- 2015-11-16 v0.2 公開
- 出力と取得の概念を明確に分離し,関連する命令の仕様を変更
\InsertArray
の仕様を変更- 配列に対する基本的な操作を行う命令を複数追加
- 整数配列に対する操作を行う命令を複数追加
- 繰り返し操作を行うための機能を追加
- 配列を破棄する機能を追加
- 2015-11-25 v0.3 公開
- インデックスの負数表記をサポート
\InsertArray
等に展開代入オプションを追加\NewArray
で初期値設定のオプションを追加\EachArray
に範囲指定オプションを追加\@tempcnta
と\@tempcntb
を配列に格納する際に生じる不具合を修正\ShowArray
と\RemoveArray
に存在したバグを修正- その他,細かな仕様変更とバグ修正