- カレントディレクトリより深い位置にある Markdown ファイルの句読点や整数表記を修正します。
** (変換例) **
,
は、
に変換されます。.
は。
に変換されます。100111000
は100,111,000
に変換されます。abc, def
は変換されません。aは123です
はa は 123 です
に変換されます。
- 文章表現のミスや変な箇所の修正を警告します(設定は手動)。
- 特定の文字列を探索します(設定は手動)。
- 起動コマンド
python src/proofLeader.py
または
python src/proofLeader.py -f <FOLDER_NAME>
ただし、 alias を設定することで不特定のディレクトリから実行することも可能です。
alias ProofLeader="python /path/to/src/proofLeader.py"
ProofLeader -f <FOLDER_NAME>
- 起動テスト
python test/test.py
- コマンドラインオプション
Usage:
{f} [-h | --help] [-v | --version] [-s | --search]
[-t | --test <FOLDER_NAME>]
{f} -h | --help
Options:
-h --help ヘルプを表示
-f --file <FOLDER_NAME> ファイル/フォルダを指定して実行
-v --version ProofLeaderのバージョンを表示
-s --search 特定の文字列を探索
- 期待される出力例
folder_a/folder_b/README.md : OK folder_c/README.md : OK converter : ALL OK CHECK!! -> https://competent-morse-3888be.netlify.app/
,
は、
に変換します。(ですが,あ
→ですが、あ
).
は。
に変換します。(です.
→です。
)- 数値は前後にスペースを入れます。(
あいう123あいう
→あいう 123 あいう
) - 数値は 3 けたごとにカンマを入れます。(
1234
→1,234
) - 英単語は前後にスペースを入れます。(
あwordあ
→あ word あ
) - ただし、英単語または数値の前後にすでにスペースが入っている場合、スペースは追加しません。(
word あ
→word あ
) <pre></pre>
または```
または<code></code>
で囲われている内側の文字に関しては変換されません。
- 文章表現の警告機能(ver1.4 で書式が変更になりました)
/ProofLeader
にword_list.csv
ファイルを作り、以下のように記述します。
After1,Before1 After2,Before2_1,Before2_2,Before2_3 After3,Before3_1,Before3_2
すると以下のようにBefore
が文章に入っていた場合After
にした方がいいと警告します。
出力例は以下のようになります(Web ページ上で文字色黄色は見えにくいので背景色を黒にしています)。
WARNING: ファイル名:行数:行頭から何文字目: (致します) => (いたします)
またBefore
は OR 指定ができます。
A,(B|C)
上記のように記述すると、 B または C のとき警告します。
<pre></pre>
または```
または<code></code>
で囲われている内側の文字に関して、変換はされません。ですが、警告は出します。ただし、入れ子構造にするとエラーが発生する場合がございます。
(例)
<pre>
123456 // 123,456 にはならない
</pre>
<code>11111</code> // <code>11,111</code> にはならない
<pre>
致します // WARNING が表示されます。
</pre>
<code>致します</code> // WARNING が表示されます。
本プログラムは実行ディレクトリ内のすべてのファイルに対して校閲します。
ですが、/src
にexclusion_list.csv
ファイルを作り、以下のように記述することで校閲対象から除外することができます。なお、正規表現は使えません。
SampleFolder/ex_list.md
src/README.md
WARNING を出すほどでもないけど、全ファイルから特定の文字列を探索したい場合に使用します。
コマンドラインオプションは-s
または--search
です。
python src/proofLeader.py - s
/src
にfind_list.csv
ファイルを作り、以下のように記述することで校閲対象から除外することができます。なお、正規表現は使えません。
探索したい単語 1
探索したい単語 2
出力は以下のようになります。
FOUND!!: ファイル名:行数:行頭から何文字目: (探索したい単語1) FOUND!!: ファイル名:行数:行頭から何文字目: (探索したい単語2)