ここには小説の雛形が置いてあります。
これを使うには次のものが必要です。
- LaTeX
- OMake
これらをインストールして、omakeコマンドでコンパイル出来るはずです。
chapter[数字]というディレクトリの中にある、 [数字].texというファイルを自動的に結合してPDFを生産します。
[数字].texの[数字]の部分はセクション(section)です。
例えば、chapter2/2.texとは
\chapter{}
......
\chapter{}
\section{}
.......
\section{}
ここ!
......
の部分を指すことになります。
なので人間がやる主な作業は、 chapter[数字]/[数字].texの中身をひたすら編集することです。
- main.tex
-
これは表紙部分です。タイトルや作者情報を記述します。 このファイルはOMakeによって編集されません。
main.texはbody.texを読み込んでいます。
- body.tex
-
これは、chapter[数字]/[数字].texを読み込むファイルです。
\chapter{} \section{} \input{chapter1/1.tex} \clearpage \section{} \input{chapter1/2.tex} \clearpage
このように、inputでひたすら読み込んでゆきます。
このファイルはOMakeによって編集されます。 しかし、ファイルが存在しないとエラーになるので、 空ファイルでも良いので置いてください。
- OMakeroot
-
OMakeのコアとなる関数群をまとめたファイルです。
- OMakefile
-
設定兼、OMakerootで定義した関数を実行する部分です。
TeXの設定や、セクションを格納するディレクトリ名(デフォルトではchapter[数字]) を管理しています。
紙の大きさを調整したい時などは、編集の必要があります。
- ./chapter[数字]/
-
セクション群を格納するディレクトリです。 この中に1.texや2.texなどを生産します。
この中にOMakefileを置く必要はありません。
ファイルを新たに追加した場合や、 コンパイルが妙な場合は何回かomakeしてあげればだいたいなんとかなります。
この内容に関する質問・感想・ミス報告については、 issueかプルリクエストでやっていただけるとすごくありがたいです。
とりあえず、@yoshimura_yuu にリプライやDMを飛ばしていただければ、 なんとかします。