今こそッ、始めようGrailsブートキャンプ!!!!の資材です。

環境の事前準備

必要なツール

  • JDK
  • Grails
  • IntelliJ IDEA Community Edition(Ultimate Edition持っている方はそちらでもOK)

Javaのインストール

2015年10月21日時点でセキュリティベースラインの最新であるJDK 8u60を使用します。 ここからインストーラを取得してインストールしてください。

インストール後、JDKインストールディレクトリのbinディレクトリのパスをシステム環境変数のPATHに追加してください。

Grailsのインストール

2015年10月21日時点で最新のGrails 3.0.9を使用します。 以下のいずれかの方法でインストールしてください。

SDKMANを使ったインストール

Linux、OS Xといった環境ではSDKMANを使ったインストール方法がオススメです。 コマンドラインから以下を実行します。

SDKMANのインストール:

$ curl -s get.sdkman.io | bash

新しいシェルを開くか、以下を実行:

$ source "$HOME/.sdkman/bin/sdkman-init.sh"

Grailsをインストール:

$ sdk install grails 3.0.9

ZIPファイルを使ったインストール

Windows環境などSDKMANを使えない環境ではこちらの方法でインストールしてください。

ここからgrails-3.0.9.zipを取得して適当なディレクトリに展開します。

展開後、展開したディレクトリのbinディレクトリのパスをシステム環境変数のPATHに追加してください。

IntelliJ IDEA Community Editionのインストール

ここからインストーラを取得してインストールしてください。 基本デフォルト設定のままで問題ありません。

Grailsの動作確認

コマンドラインから適当なディレクトリで以下を実行します。

新規プロジェクトの作成:

$ grails create-app sample

アプリケーションの起動:

$ cd sample
$ grails
grails> run-app

grailsコマンドの初回実行時は必要なライブラリをインターネットからダウンロードするため、かなりの時間がかかります。 grailsのシェルが起動したあとにrun-appコマンドでアプリケーションを起動すると以下のメッセージが表示されます。

Grails application running at http://localhost:8080 in environment: development

ブラウザでhttp://localhost:8080にアクセスしてみてください。 以下のような画面が表示されればうまく起動しています。

アプリケーションを停止するには以下を実行します。

アプリケーションの停止:

grails> stop-app
grails> exit

IntelliJ IDEAの動作確認

IntelliJ IDEAを起動すると以下のような画面が表示されます。

JDKの設定

起動画面から[Configure]-[Project Defaults]-[Project Structure]を選択します。

[New...]-[JDK]を選択しJavaのインストールディレクトリを指定します。

登録できたら[OK]で終了します。

プロジェクトのインポート

起動画面から[Import Project]を選択して、先ほど作成した作成したsampleプロジェクトのディレクトリを指定して[OK]ボタンをクリックします。

Import Project画面で[Import project from external model]からGradleを選択して[Next]をクリックします。

そのままの設定で[Finish]ボタンをクリックします。

うまくインポートできると以下のような画面が表示されます。