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Japanese input method powered by ChatGPT API

Primary LanguageEmacs LispGNU General Public License v3.0GPL-3.0

Sumibi

Japanese input method powered by ChatGPT API

image.png

Sumibiとは

Emacs用の日本語入力システム(IME)です。

Sumibiはモードレスです。 日本語入力モードに切り替えることなく日本語を入力できます。

日本語と英語の相互翻訳もサポートしていますので、英語で文章を書くことが多い人にもおすすめです。

よくある質問はこちら。FAQ

利用可能なEmacsバージョン

Emacs version 28.x (Windows/Linux/macOS) で動作します。Emacs以外の追加ソフトウェアは不要です。

Emacsクライアントのインストール

  1. OpenAI AIのサブスクリプションを契約します。

https://platform.openai.com/account/api-keys image.png

  1. 環境変数 OPENAI_API_KEY にOpenAPIのAPIキーを登録します。
  2. MELPAからパッケージ「sumibi」をインストールします。
  3. ~/.emacs.d/init.el に以下のコードを追加します。
(require 'sumibi)
(global-sumibi-mode 1)

インストールが成功したかどうかの確認方法

Emacsを再起動するとSumibiがステータスバーに表示されます。 [gpt-3.5-turbo] はOpenAI API呼び出しで使用しているGPTのモデルです。 image.png

ローマ字や英語の文章から日本語への変換

  1. ローマ字で書いた文章の最後にカーソルを合わせて、Ctrl-J を入力すると日本語の文章に置き換わります。 image.png image.png
  2. 変換結果が気に入らない場合は、そのまま Ctrl-J を入力すると変換候補のポップアップが表示されるので、その中から選択できます。 image.png
  3. 英語の文章の最後にカーソルを合わせて、Ctrl-J を入力すると、日本語の文章に変換されます。 image.png image.png

日本語から英語への翻訳

日本語の文章をregion選択した状態で、ESC 、 j を順に入力すると選択範囲が英語に翻訳されます。

「ESC 、j」は、代わりに ALT+j でも入力可能です。

GPTの利用モデルの切り替え

M-x sumibi-switch-modelでポップアップから利用モデルを動的に変更することができます。

デフォルトでは、"gpt-3.5-turbo"と"gpt-4"の二つから選択できます。 選択肢を増やしたい場合は、カスタマイズ変数 sumibi-model-list に候補を追加してください。

Undo

変換結果が気に入らない時は、ESC-u キーを入力することでUndoできます。

または、変換結果に原文ままの選択肢がありますので「原文まま」を選択します。 image.png