画像をガーバーデータ(拡張ガーバーフォーマットRS-274X相当)に出力し, PCBEでインポートすると画像表示が出来る.やったね.すごいね.
PCBEでレイヤー毎に色分け出来ることを用いて近似色レイヤーで該当部を描いてるだけなので レイヤー毎に意味はないし少なくとも基板関係では役に立たない.
- processing 3.2.4
- PCBE 0.63.4
では動作確認済み
-
OutputImageInPCBEFormat
フォルダ下にガーバーデータに出力したいtarget.png
を配置する. -
OutputImageInPCBEFormat.pde
を起動し実行する. このときカラーで出力したい場合はcanOutputColor
の値をtrue
に,黒背景&輪郭を緑で描きたい場合はfalse
にする.
実行すると lay0.grb
~ lay15.grb
が実行フォルダ下に生成される.
-
pcbe.exe
が存在するフォルダ下(デフォルトならC:\pcbe
)に存在するpcbe.ini
をこのリポジトリに存在するpcbe.ini
の内容で上書きする. -
lay0.grb
~lay15.grb
をpcbe.exe
が存在するフォルダ下に配置する. -
pcbe.exe
を起動する. -
[ファイル] → [ガーバー入力]を選択し,下記画像のように設定する.
- [入力]を押すとPCBE上に出力される.
以下にオリジナル画像とcanOutputColor
がtrue
,false
の時の出力例を示す.
また,今回オリジナル画像として使っているのはAnzuChang!ジェネレータで配布されている画像である.
オリジナル画像
falseの結果
trueの結果
もちろんPCBEはプリント基板エディタでしかないので出力画像はキャプなりなんなりして撮る必要がある.
また,canOutputColor
がfalse
の場合の輪郭認識はRGBの各値が40以下であるならという条件で作っておりかなりガバガバなので良い結果が出ることがあまりないし昔作ったのを掘り起こして供養しただけのリポジトリなので特に改善しようとも思わない.
おわり.
PCBE上の描画サイズを変更したい場合はpcbe.ini
の下記部分X,Yの値を変更するとよい.デフォルトではどちらも500である.
[BoardSize]
X:500
Y:500