FSDresser: ボーンを入れ子にするやつ
FLASTOREアバター に服を着せるツールです。
通常は AvatarTools やその派生ツールで大部分の着せ替えニーズをカバーできるはずですが、素体と服でバージョンが違うなどした場合、手動での合成手順 を行うことがあります。このツールは上記手順書において c
~ e
を自動化します。
前提条件
- 上記手順書で導入できる素体と服であること
- Unity 2019.4.31f1
- DynamicBone, PhysBone, Contacts, Constraint などのコンポーネントの参照は更新しません。AvatarTools のようなボーンの合成は行わないため必要ないはずですが、もし必要な時はそこは手作業となります。
インストール
*.unitypackage としてダウンロードしてきたときは、いつものように Unity エディタにインポートしてください。
GitHub から zip をダウンロードしてきたときは、Unity プロジェクトの Assets/ 以下にフォルダ構造を維持して展開してください。
つかいかた
Unity エディタの Window/Autch/FSDresser を選んでウィンドウを開きます。
ウィンドウの操作はほぼ AvatarTools に合わせてあります。
ウィンドウの「着せるアバター」に服を着せたいアバターの GameObject をドラッグします。使えるオブジェクトの条件は以下の通りです。
- 直下に Armature があり、その下に Hips がある
- ドラッグした GameObject に Animator コンポーネントが設定されている
「アイテムリストを増減」の + - ボタンで「着せたいアイテムのリスト」の個数を増減します。出てきた「着せるアイテム (n)」にそれぞれ着せたい服をドラッグします。
準備ができたら「合成」ボタンを押します。成功すれば「成功!」とダイアログが出て、Hierarchy に合成後のアバターが増えて選択状態になります。アバターの合成処理は複製を作ってそこで行われるため、ドラッグしたオブジェクトは変更されません。
合成に失敗するとその旨のダイアログが出ます。「コンソール」を開くとエラーの内容と原因となったオブジェクトが参照できます。
ライセンス
Copyright (c) 2022, Autch.net
MIT ライセンスです。